台湾留学日記② 客に対して「は?」が普通の文化に住んでみて
前回は台湾を選んだ理由を書いた。
自分で見返しても、なんと消極的な選び方なんだろうと感じるが、非常に良い経験が台湾でできたので結果オーライだ😙
2月に羽田空港から3時間程で台湾の台北にある松山空港に着いた。日本は真冬の季節であったが、台湾は勝手なイメージで暖かいと思っていたが、長袖の上にジャケットが必要な気温であった。ちなみに、私は東呉大学に通っていた。
空港では台湾の大学のボランティア生が大学までの無料バスへ案内してくれた。ボランティア生とはそこでお別れかと思ったら、夕飯とシャンプーやティッシュなど、翌日までの必需品の買い物まで付き添ってくれた。シャンプーのことなど全く考えていなかったが、非常に助かった。
すぐに慣れはしたが、咄嗟に英語が出てこないことに焦りを感じたのを覚えている。
台湾到着後の数日間、生活をしていて慣れなかった文化がいくつかある。
一つ目は、トイレだ。台湾のトイレは水圧か、トイレットペーパーの性質が原因なのか分からないが、トイレットペーパーを流すことができない。最初の1ヶ月は全く慣れることができず、詰まってしまうのではないか、とハラハラしていた。
二つ目は、言語についてだ。まず、英語が通じないことに驚いた。当たり前のことではあるかもしれないが、お店やスーパーのほとんどで英語が通じない。1997年までイギリスの植民地であった香港と比べてはいけないかもしれないが、台湾の一般の人もそれなりに英語を話せると思っていた。ほぼ全く中国語を勉強する気は無かったが、簡単な中国語は話せるように勉強するべきだと感じた。
三つ目 これも言語のくくりになるが、一つの単語に対して、7ヶ月間慣れることができなかった。その単語が「は?」だ。何か聞き取れなかった時、意味がよく分からなかった時、台湾人は「は?」と聞き返す。日本でこの言葉を発したら大変失礼であるが、台湾では日常的にこの言葉を使う。
日本人として衝撃的な言葉であると共に慣れるのにも物凄く時間がかかった。
これらがカルチャーショックと言うのには大げさかもしれないが、ちょっとした衝撃を受けた出来事であった。今までは、書く内容が台湾留学の経験のみであったが、今後は読書のアウトプットもしていこうと考えている。